デーツは中東やアジアを中心に愛されてきた、栄養豊富なドライフルーツです。実は世界には400種類以上の品種があり、日本でもさまざまな種類が手に入ります。

同じデーツでも、なんでこんなに味が違うんだろう?と思っていました。
りんごのふじと王林が味も食感も違うように、デーツも品種ごとに個性があります。大きさ、甘さ、食感、それぞれの魅力を知ると、デーツ選びがもっと楽しくなります。品種ごとの特徴を知ると、通販で選ぶときに迷わず、自分にぴったりのデーツを選べます。
今回は、デーツの代表的な種類や特徴をわかりやすく解説していきます。ぜひ最後まで読んで、お気に入りの品種を見つけてくださいね。
デーツってどんな果物?

デーツは見た目は地味でも栄養たっぷりの果物です。ここではデーツがどんな食材かをかんたんに紹介していきます。
デーツの基本情報と魅力
デーツは中東や北アフリカなど、乾燥地帯で古くから食べられてきた果物です。ヤシの実のような樹になっていて、熟すと自然な甘みがぎゅっと凝縮されていきます。
日本ではドライフルーツとして販売されることが多く、独特のねっとり感と濃厚な甘みが魅力です。ナツメヤシの実というと聞き慣れないかもしれませんが、天然のスイーツのような存在です。最近ではスーパーフードとして注目され、栄養補給や美容・健康目的に取り入れる人が増えています。そのおかげで、デーツを使ったお菓子もいろいろ登場して、ぐっと身近な存在になりました。
種類によって味や食感はさまざまで、選ぶ楽しさもあります。どれを選べばいいか迷ってしまう人も少なくありません。ここからは、そんなデーツの魅力をもう少し詳しくみていきます。
デーツはなぜ人気?健康・美容効果
デーツは、ミネラルや食物繊維が豊富に含まれているのが大きな特徴です。亜鉛や鉄分、ビタミンB群など、普段不足しがちな成分も摂れます。
低GI食品としても知られていて、血糖値の急上昇を抑える働きが期待されます。このため、甘いものが欲しいときのヘルシーなおやつとしてぴったりです。砂糖の代わりに調味料として活用したり、お菓子作りに使う人も増えていて、料理の幅が広がっています。
さらに、食物繊維が腸内環境を整えるサポートをしてくれるのも嬉しいポイントです。普段の食事やおやつに取り入れることで、美容と健康の両方を意識できる果物です。
デーツの主な品種と特徴

デーツは世界中で親しまれている果物ですが、品種ごとに味や食感が驚くほど違います。この記事では、特に人気の品種をピックアップし、それぞれの魅力をわかりやすく整理しました。

品種の違いを知ると、選ぶ楽しさがぐっと増えるんです!
デーツ選びの第一歩!ざっくりと味の特徴をチェック
デーツには小粒で甘さが凝縮されたものから、大粒でジューシーなタイプまで幅広い種類があります。
代表的な品種として、クナイジやファード、マジョールなどがあり、それぞれの特徴がはっきりしています。
例えばクナイジは小粒でも黒糖のような濃厚な甘みが特徴です。一方でマジョールは大粒で果肉がジューシーなため、デーツ初心者にもおすすめです。種類を知っておくと、好みに合うデーツが選びやすくなります。
紹介する各品種には、実際に通販で買える商品リンクもつけておきますので、選ぶときの参考にしてくださいね。
こんなに違う!デーツの味・食感・サイズを比べてみよう
デーツとひとことで言っても、その味や食感は本当にさまざまです。見た目の大きさや色だけでなく、甘さの強さや歯ごたえにも違いがあります。一度食べ比べてみると、「これが同じデーツ?」と驚くこともあります。

見た目も結構違うので、比べてみると楽しいです!
買いやすくて試しやすい!おすすめデーツの品種
クナイジはツヤのある小粒で、食べやすさも魅力です。黒糖のような甘さがしっかりしています。デーツクラウンのデーツは品質も安定していていつもパッケージがきれいだなと思っていましたが、最近は日本向けにパッケージが整えられ、初めてでもさらに買いやすくなっている印象です。

一方、ファードは同じデーツクラウンというメーカーから出ていても違う品種です。甘さは控えめですがハリのある食感が楽しめます。

こちらも同じデーツクラウンのカラースです。柔らかい小粒で、甘さはやさしくふわっとした印象です。

一方、マジョールは果肉が多くジューシーで、甘さもほどよく食べやすいです。こちらはオタフクのものですが、見た目が美しくて大きめですね。

クドゥリは果肉がしっかりしており、食べ応えのある食感が特徴です。成城石井でメインで展開しているデーツがクドゥリ種になるので、身近に感じられるデーツでもあります。

サイヤーは見た目は濃厚な色をしていますが、甘さはナチュラルです。歯ごたえのある食感です。種なしのものが多く流通しています。

ちょっと個性があったり珍しかったりするデーツ品種たち
デグレットノウル(デグレットノア)はドライ感のある、ドライフルーツらしいデーツです。食感としてはサクッとした感じなので、べたつかずに食べやすい印象です。

ザヘディは甘さも濃厚、食感も黒糖を思わせるようなデーツです。なめらかな食感のデーツが多いなかで、ザヘディの食感は独特な感じが面白く、食べていて個性を感じました。

ルルはしっかりした甘みと、歯ごたえのある食感が小さいデーツに詰まっています。小さくてコロコロしているのがかわいいデーツです。

ファレコンは見た目の細長さが特徴的なデーツですが、味にはクセがありません。とても食べやすいデーツです。


自分好みの食感や甘さを探して食べ比べるのもデーツの楽しみ方です。店頭だと種類が限定されてしまいますが、通販だと結構種類もあるので、合わせてチェックしてみてくださいね。
どのデーツを選ぶ?おすすめの選び方

デーツにはいろいろな種類がありますが、「どれを選べばいいかわからない」という声もよく聞きます。そこでここでは、用途別・初心者向けなど、選ぶときの目安になるポイントをご紹介します。

私も最初は迷ったので、これから選ぶ人の参考になればうれしいです。
食べ方しだいでおいしさ倍増!用途別のおすすめ品種
デーツはそのまま食べてももちろん美味しいですが、お菓子作りに刻んで入れたり、デーツシロップとして使うなど、アレンジして楽しむこともできます。使い方によって選ぶ品種を変えると、デーツの魅力をさらに引き出すことができます。
お茶請けとしてさっと一粒つまみたいときには、果肉たっぷりの大粒タイプがおすすめ。ジューシーでやさしい甘さのあるマジョールやクドゥリは、満足感がありつつ食べやすい品種です。
一方、黒糖のような濃厚さをしっかり味わいたいときには、クナイジのような小粒で甘みが強いタイプを選ぶと数粒でも満足感があります。気分や使い方に合わせて品種を選ぶことで、デーツの楽しみ方はぐんと広がります。
アレンジしたいときは、果肉がしっかりしているものを選ぶと刻んでも扱いやすく、お菓子作りなどにも向いています。自分の使い方にぴったりのデーツを見つけて、食べる時間をもっと楽しくしてみてください。
迷ったらコレ!初心者に人気の品種とブランド
初めてデーツを試すなら、まずはクセの少ない品種を選ぶのがおすすめです。
特に人気のマジョールやクドゥリは、優しい甘さと食感のバランスがよく、食べやすいと感じる人が多いです。特に、「デーツってこんなに美味しいんだ」と感じてもらいやすいのは、果肉がジューシーなタイプかなと思います。

また、信頼できるブランドの商品を選ぶことで、品質や味のバラつきが少なく、安心して試せます。マジョールやクドゥリをと扱っているところとして、お店自体の信頼度が高い成城石井や、メーカーとしてのネームバリューが抜群のオタフクなどは、元々お世話になる機会の多い会社です。デーツの流通としてメジャーなデーツクラウンなども合わせて、大手で手軽に購入できます。普段の買い物のついで買いにもおすすめです!

どのデーツもサイズが複数あるので、好きなサイズのデーツを選んでみてください!
まとめ

デーツは、栄養価が高いだけでなく、気分やシーンに合わせて選べる楽しさも魅力のひとつです。まずは気になる品種から一粒試してみるだけでも、新しいおいしさに出会えます。自分に合うお気に入りを見つけて、デーツのある暮らしをもっと楽しんでみてくださいね。