デーツの一粒に含まれている栄養価はどれくらいなのか、気になったことはありませんか?デーツは栄養満点でスーパーフードと言われています。そう言われると気になるのが、どのくらい食べることでどれくらいの栄養が取れるのかな?ということです。
基本的に、栄養素の記載はどれも100gあたりになっています。そこで、1粒はどれくらいの重さなのか実際に検証してみます。
今回の計測対象のデーツたち
計測対象の前提条件
- 全部で3品種を比較
- 種あり
- ちょうど今食べているものをサンプルにする
デーツは、品種によってだいぶ大きさが変わります。たとえば、キングソロモンデーツの一番大きいサイズなどは極端に大きいですし、ハース種はとても小ぶりです。
今回は、無作為という意味も込めて、たまたま今食べているこれら3つのデーツを測ってみることにしました。極端に大きくなく、また極端に小さくもない品種です。
栄養素表示は、可食部のみの場合が多いため、種の重さも合わせて測ってみることにします。
- アリサン デーツ(マジョール種)
- デーツ クラウン(クナイジ種)
- デーツ クラウン(カラース種)
この中だと、デーツクラウンの2種はやや小ぶりな方、アリサンデーツはやや大きめな方に分類されるかなと思います。ちょうどよくグラムの違いが分かりそうです。
アリサン デーツ(マジョール種)
重さ:19.5g
上記のうち種:1.5g
実の大きさに準じて、種もなかなか大きいものが入っていました。種の重さを差し引くと、可食部分は18gになります。これなら5,6個食べれば大体栄養表示の通りになりそうです。
デーツ クラウン(クナイジ種)
重さ:7.5g
上記のうち種:0.5g
見ためのとおり、アリサンのマジョール種に比べるとだいぶ小ぶりです。種の重さを差し引くと、可食部分は7.0gになります。このデーツで100gとなると、13個以上食べないと届きません。
デーツ クラウン(カラース種)
重さ:7.5g
上記のうち種:1.0g
クナイジと同じくらいかなとは思っていましたが、ほぼ同じ重さです。種の重さが0.5gほど違いますが、これは個体差と考えて良さそうな誤差です。種の重さを差し引くと、可食部分は6.5gになります。
クナイジ種とカラース種は、色も味もだいぶ違うのですが、大きさはそっくりですね。
まとめ
- 一番大きいものはアリサン デーツ(マジョール種)の19.5g
- 3品種の平均は11.5g
- 一番大きいものと一番小さいものの差は12g
- どれもとても美味しい
平均値から計算すると、100gあたりの栄養価であれば大体10個分弱であることが分かります。大きさに差があるため判断が難しいところですが、自然の果物ですし、大体のことが分かれば満足です。しかし一度にそんなにたくさん食べることはあまりないかもしれません。
以下の記事では可食部100gあたりの栄養についてまとめています。
見ためどおり、大きさも違えば重さも違う品種でしたが、どれもとても美味しいデーツです。これらのデーツの味や食感が気になったら、ぜひ読んでみてください!