色々なスパイスを使わないと作ることが出来なさそうなイメージのあるインド料理。インドの人たちも多忙なのか、日本と同じようにレトルト食品が登場しています。色々な調味料を使わないと完成しない和食もレトルトが豊富にあり、スーパーに行けばありとあらゆるものが簡単手軽に楽しめます。それと全く同じように、インドのスーパーにもずらっと並んでいるのです。
今回は、その中でUPMAという料理を作ってみました。作ってみましたと言っても、お湯を入れただけです。もともとウプマ自体はそれほど手の込んだ料理ではないのですが、ちょっと食べたくなった、みたいな時に食べられるレトルトという文明の利器に感謝。
UPMA(ウプマ)とは?
ウプマとは、小麦or米を粗めに挽いたものを主材料として作られるごはんです。お皿の中で、いわゆるごはんがあるポジションにいます。使用されているスパイスも消化を助けるようなものが多く、胃に優しいのです。疲れているとき向きです。
現地では朝ごはんに良く食べられていて、滞在時は現地の食堂で毎朝頼んでいました。空港の国内線エリアにあるファーストフードでも食べたので、軽食としてかるく食べるのにも重宝されているのでしょう。
材料
1.Gits UPMA
2.水
材料と書くことにためらいもありますが、鍋を使っているので立派な料理です。
セモリナ粉と諸々のミックス粉。
作り方
1.鍋にお湯(600ml)を入れ、沸騰させる。
2.UPMAを一袋入れる。
3.5分混ぜる。
※水の吸収がすごくて、途中少し水を足しました。
完成!
美味しいです!そして見た目より辛い!
現地で食べたUPMAはここまで辛いことがなかったのでびっくりしました。良く見たら唐辛子の種が散見されます。唐辛子の量でだいぶ辛さが変わりそう。美味しいと感じるくらいの辛さなので、辛いものが苦手でなければ問題ありません。
私が日本人だったから、お店が気を利かせて少なくしていたのか…?とも思いつつ、他の料理でそんな配慮は全くなかったので多分これもそれぞれうちの味があるのでしょう。
このウプマ、インドの食材店に行けば結構な頻度で見掛けることが出来ます。日本ではGitsよりもMTRのものを良く見掛けるような気も。
粉(スージ)から作ろうということであれば、こちらが便利です。インスタントの宿命ですが、コスパは段違い。500gもあったら山ほど作れます。