台湾のスナック菓子と言えば可楽果を思い出すくらい、アジアのスナック菓子の中ではメジャーな可楽果。台湾ではカプセルトイも見つけました。食べたことがなくても、その名前と字面は見覚えがあるという人も多いかもしれません。
現在発売されている可楽果について、国内で購入可能なものも含めて紹介していきます。期間限定の味も定期的に発売されており、ラインナップが日々変わっていく印象の可楽果ですが、現状売っているものをなるべく集めてみました。
台湾のお菓子探しの参考にしてみてくださいね。
台湾のスナック『可楽果』とは?
可楽果は、聯華食品から発売されている台湾でメジャーなスナック菓子です。台湾で入ったコンビニではすべてに置かれていたので、日本でいうカルビーのポテトチップスくらい馴染みがあるお菓子なのかもしれません。
えんどう豆がメインの原材料だからなのか、食べ心地が軽いのが特徴です。見た目はツイスト状になっていてパスタを思い出します。
この可楽果、原味(いわゆるオリジナル味)以外にも本当に多くの種類があります。ちょうど期間限定の味もあったりして、制覇するのは台湾に住んでいない限り難しそうです。
コンビニとスーパー、そして店舗ごとに品ぞろえが違って見ているだけでも楽しいです。
台湾のスナック『可楽果』はカルディに売っている?
輸入食材を気軽に買えると言えばカルディです。私もよく行きます。身近な場所で買えれば気軽に試すこともできて、気に入ってからネットでまとめ買いすることも可能です。
私が良く行くカルディたちを改めて確認してみましたが、可楽果の姿はありませんでした。いままでも見掛けたことはありません。
カルディは、たまにレギュラーではない商品を突発的に仕入れることがあるので、それで入荷してもらえる可能性はあります。でも一度も見掛けたことがないくらいなので、これをカルディに期待するのは難しいかなと思います。見掛けたら相当ラッキーです!
昔カルディで買ったタイの謎のスナック菓子、とてもおいしかったのですがあれから一度も見掛けていません…そういった幻の商品も多そうですね。
台湾のスナック『可楽果』のいろいろな味を紹介
台湾のスナック『可楽果』には、オリジナルの味以外にも本当にいろいろな種類のあります。現在売られている味について見ていきます。
日本で買えるものもあるので、気になるものがあったらぜひ試してみてくださいね。
可楽果 山葵口味 WASABI
日本人にもお馴染みのわさびフレーバーです。パッケージからもパッと見ただけでわさび味であることが分かりますね。
わさびというとツーンとしてしまうのを心配しがちですが、可楽果のわさび味はおいしく食べられるさじ加減が魅力です。わさびの風味がしっかり感じられるのにツーンとしないちょうど良い味のバランスになっています。
実際のスナックは、このような形をしています。くるくるとしたパスタの形ですね。
この写真では半分も出していないくらいの量なので、わりと小さいタイプの袋でも、一袋食べるとおなかいっぱいになります。軽く小腹が空いたときに食べるのなら、大体2人分くらい入っているかなという印象です。
ちなみに成分表示はこうなっていました。エンドウ豆のおかげか、思ったよりハイカロリーではないのが嬉しいですね。
可楽果 九層塔口味 BASIL
ネギフレーバーとわざわざ銘打たれているとき、日本ではかなりネギがしっかり主張してくるものを思い浮かべてしまいますが、こちらはかなりナチュラルでした。私だったら言われなければ気付かないくらい、ほのかなネギ風味です。
フレーバーが強くない分、可楽果自体の素材のおいしさを楽しめます。オリジナルではない味が食べてみたいけれどフレーバーはシンプルがいい、というときにぴったりです。
可楽果 檸檬玫瑰鹽口味 Lemon Pink Salt
レモンとソルトの味がすっきりしていてとてもおいしいです!酸味と塩味に引き立てられているのか、エンドウ豆の甘みを感じるのが不思議です。
左上に『人気』と書いてあるのが納得の風味です。辛いものなど刺激物が苦手な人にもおすすめできる可楽果ですね。
可楽果 超激辣 EXTREME SPICY
パッケージから激辛を想像していましたが、実際は程よくしっかり辛いというレベルの辛さでおいしく食べられます。見た目も特に真っ赤ということもなく自然な色味です。
こちらも檸檬ピンクソルト味と同じように、左上に『人気』と書いてあるので、好評のようです。私は辛いものが大好きなので、この味が気に入っています。辛いもの好きなら、ぜひ一度試してほしいフレーバーです。
可楽果 韓国泡菜口味 Korea Kimuchi Flavor
韓国キムチ味という、台湾と韓国のハーフのような可楽果です。韓国らしさのある濃いめの味付けになっていて、辛味もしっかりしていて刺激があります。
期間限定のお酒に合うシリーズの一つで、こちらもまたおつまみにぴったりの味です。辛い物が好きであればおすすめのフレーバーです!
可楽果 尚青炒海瓜子口味 Clams With Basil Flavor
Clams With Basil Flavor という英語の表記からイメージする通り、いわゆる食卓に出てくるおかずの一品にありそうな炒め物の味がします。チュラルな味が多い可楽果の中で比べると味の主張が強いフレーバーですね。
パッケージでもアピールされているのですが、これはおつまみにぴったりだと思います!缶ビールと一緒に買って楽しむとお酒が進みそうです。
可楽果 老朋友
『老朋友』というネーミングから味が想像できなかったのですが、どうやら伝統的な風味ということのようです。今回はちょうどこの猫たちとコラボしていたので、パッケージがかわいくなっていました。
フレーバーの特徴がない分、シンプルな味を楽しめます。素朴なお菓子といった印象で塩味も控えめです。オリジナル同様、最初の可楽果としてもぴったりですね。
可楽果 避風塘辣炒蟹
『辣』の文字があったので、なんとなく辛いのかな?くらいにはイメージしていましたが、しっかりスパイシーな可楽果です。もっとマイルドなフレーバーがたくさんあるので、辛いものがとても苦手な人はそちらを選んだ方が無難かもしれません。
しかしただ辛いだけではなくて、旨味をちゃんと感じられるのがこの味の魅力です。きっとカニの風味のおかげですね。元となった料理を食べたことがないのですが、一度食べてみたいなと思わせてくれるくらいおいしいので、見つけたときにはかなりおすすめです。
可楽果 捲捲酥 酸辣粉口味
可楽果シリーズの中の、捲捲酥という商品です。こちらは、普通の可楽果と形が違うのが特徴です。
ちょっとぐるぐるが大巻になっていて、それによりサクッと軽い食感が楽しめます。
パッケージには、『酸辣粉口味』とあります。酸辣湯味の粉が使われていて、料理の味がしっかり感じられる可楽果です。いわゆる酸辣湯麺の味がします!そしてトウガラシのイラストがある通り、結構辛いです。すぐ辛く感じるというより、じわじわーっと辛くなるイメージです。
しっかり料理の味が再現されていて、口の中が中華料理を食べているときの状態になりました。ほかの可楽果より大きいサイズしかなかったので大容量ですが、あっという間になくなってしまうおいしさです。
可楽果 捲捲酥 秘罈酸菜魚口味
こちらも巻いた形のシリーズで、小さめの巻き形の可楽果です。パッケージの絵からも想像できる通り、唐辛子によりそこそこの辛さがあります。しかし辛さよりも、中華系のスパイスのインパクトの方が大きくて、またもや中華料理を食べているような気分になりました。
可楽果の料理系の味シリーズは、どれもその料理のイメージが頭の中に広がるものばかりなのですが、この可楽果もその一つです。ただ辛いだけではなくて、旨味成分がしっかり感じられるところが魅力でした。
料理の味再現シリーズはどれもとても美味しいので、ぜひ試してみてほしいです!
可楽果 捲捲酥 酸奶起司口味
巻いた形が特徴的な捲捲酥のシリーズで、大きくクルクルしている可楽果です。パッケージのイラストの通り、サワークリーム味になります。可楽果ではありますが、全然辛くもしょっぱくもありません。
サワークリームというと、プリングルスのような味を想像してしまうのですが、驚くほどあっさりです。しっかりサワークリームの香りがしますが、味が柔らかくて、軽い食感と相まっていくらでも食べられてしまいます。
可楽果 まとめ
台湾のスナック菓子『可楽果』は、置いていないコンビニはないほどメジャーなスナック菓子です。スナック菓子は旅行中に購入するとどうしてもかさばってしまうので持ち帰るのに難しい面もありますが、日本国内の通販でも手に入りますし、旅行先でも小袋タイプに出会えるかもしれません。機会があれば、ぜひ手に取ってみてください!
台湾のお菓子と言えば、可楽果の他にパイナップルケーキも有名です。こちらも大好きなお菓子の一つなのですが、実はメーカーによって味に違いがあります。それぞれ食べてみた感想などをまとめているので、味の違いを知りたいときには読んでみてくださいね。