紫色の芋といえば『紫いも』があります。一方で、沖縄に行くと『紅いも』関連の商品が所狭しと並んでいます。
この二つの芋、呼び方だけの違いかと思っていましたが、実はまったく違う芋です!紅いもタルトを食べながら疑問がわいたこの二つの芋について、違いをまとめていきます。
違いを知って食べると一層おいしく感じられるので、ぜひ知ってみてください!
紅いもタルトや生紅いもタルトの原料である『紅芋』と紫いもの違いは?
沖縄のおみやげと言えば紅いもタルトが有名ですが、紅いもタルトは沖縄名産の紅いもが主役のタルトです。パッケージには、『紅いもタルト』という文字が大きく書かれています。紫色ですが、紫いもではありません。
紅いもと紫いもでは『植物分類』が違う
紅イモは、ヤマノイモ科ヤマノイモ属、紫イモはヒルガオ科サツマイモ族です。イメージからどちらもサツマイモの一種かと思ってしまっていましたが、植物の属性から違っていますね。
紅いもと紫いもでは『生息地』が違う
ちなみに、紅イモを含むサツマイモ類は、県外への持ち出しが規制されていて、加工品や種子以外を持ち出すには事前問い合わせの上で蒸熱加工が必要です。
害虫の都合だそうなので、好きすぎて紅いもを持って帰りたくなったら気を付けましょう!
紅いもと紫いもに似た芋『ウベ』
ブルーシールアイスクリームに行くと、紅いもの他にも紫色のアイスがあって、『ウベ』と書かれています。これが紅山芋です。
フィリピンではとてもメジャーなイモです。コンビニからパン屋さんまでありとあらゆるところで見掛けます。沖縄の紅芋と同じように、いろいろなスイーツに使われています。
紅いもとウベは、ブルーシールのアイスクリームにどちらもあるフレーバーです。並べて一緒に食べ比べてみたら違いが分かって、おいしいアイスクリームが一層楽しめます。
カップアイスでも発売されているので、少量から楽しめます。
まとめ
紫いもと紅いも、ウベと見てきました。沖縄やフィリピンに住んでいない限りは紫いもが一番身近な存在ですが、紅いももウベもおいしくて気がつけば現地でスイーツばかり食べていた気がします。
紅いもといえば紅いもタルトが有名ですが、有名な紅いもタルトには実は生バージョンがあります。このふたつを食べ比べてみたときのことを記事にまとめているので、違いが気になるときは読んでみてくださいね。