手軽においしいチャイを飲みたくてティーバッグを探してみると、想像以上にたくさんの種類が販売されています。パッケージのデザインも成分もさまざまで、どれが自分の好みに合うのか、いざ選ぼうと思うと迷ってしまいがちです。
実は、メーカーによって使われているスパイスの種類や配合バランスは大きく異なります。味に特徴があるものや、ピリッとしたスパイシーさが強めのもの、そしてマイルドで飲みやすいものまで、その個性はさまざまです。
今回は、オーガニック素材にこだわった本格派から、時間を気にせず楽しめるデカフェ仕様、さらに甘い香りに癒されるハーブティーベースのものまで、私が飲んでいるなかでおすすめのチャイティーバッグを分かりやすく解説します。さらに、ティーバッグを手軽に楽しむための、自宅でできる簡単な美味しい淹れ方も一緒にみていきます。

手軽にチャイを楽しむための参考にしてみてくださいね!
チャイってどんな飲み物?ティーバッグの魅力
カフェで見かけることの多いチャイですが、どんなスパイスが使われているか、意外と詳しくは知らないことも多いかもしれません。この章では、チャイの基本となるスパイスと紅茶の組み合わせや、おうちで手軽に本格的な味を楽しめるティーバッグの魅力についてかんたんにみていきます。

チャイの基本を知ると、ティーバッグを選びやすくなりますよ。
スパイスと紅茶が香るチャイの基本
チャイとはどのような飲み物なのか、まずは基本からみていきます。 チャイは、インド発祥の紅茶ベースのミルクティーで、スパイスをたっぷりと入れた“マサラチャイ”が代表的な甘くスパイシーなスタイルです。ベースとなる紅茶の茶葉に、シナモンやカルダモン、ジンジャーなどのスパイスをたっぷりと加え、ミルクと一緒に鍋で煮出して作られます。スパイスの奥深い香りと、ミルクのまろやかな甘みが合わさって、飲むとホッと心が落ち着くような味わいなのです。
スパイスの配合はお店や家庭によって様々なので、とても奥が深い世界が広がっています。だからこそ、「これだ!」と思える自分好みの味に出会えたときの喜びはひとしおなのです。甘みが強いものや、ピリッとスパイシーなものなど、色々な種類を試しながらお気に入りの一杯を探していくのも、チャイならではの楽しみ方かもしれません。
ティーバッグならお家で簡単・本格カフェ気分
自宅で何種類ものスパイスを揃えて鍋で煮出すのは、少しハードルが高いと感じるかもしれません。そこでおすすめなのが、手軽に本格的な味わいを楽しめるティーバッグタイプのチャイです。
ティーバックの中には、あらかじめ茶葉とスパイスが絶妙なバランスでブレンドされています。そのため、お湯や温かいミルクを注ぐだけで、あっという間にカフェで飲むような一杯が完成するのです。洗い物も少なく済むので、忙しい朝や仕事の合間のリラックスタイムにもぴったりです。
最近は本格的で美味しいチャイのティーバッグがたくさん登場しています。気軽に試せるようになってきたので、ぜひ気になるものを見つけてみてくださいね。

ストレートでスパイスの香りを引き立たせたり、たっぷりのミルクとお砂糖を加えて甘いレシピにアレンジしたりと、その日の気分で自由に楽しめますよ!
好みで選べるチャイのさまざまなティーバッグ
ひとくちにチャイのティーバッグと言っても、スパイスの配合はさまざま。王道のベーシックなものから、夜に嬉しいデカフェ、個性豊かなスパイスティーまで、実際に飲んでおいしかったものを順番にみていきます。
王道の美味しさが魅力の「ベーシック」なチャイ
まずは、パッケージにもしっかりと『チャイ』と銘打たれているタイプのティーバッグたちです。王道であってもそれぞれにスパイスの配合具合が違うので、スパイスの違いを楽しむことができます。
TAZO(タゾ)オーガニックチャイ
某有名コーヒーショップで使用されていると話題になったこともある『タゾティー』です。口当たりはとてもまろやかでありながら、しっかりとスパイスが効いているのが特徴になっています。
こちらはしっかりUSDAオーガニック認証のマークもしっかり入っています。オーガニックのティーバッグを探しているときには有力な候補になりますね。
stassen(スタッセン)チャイスパイスティー
スパイスがスッとする風味のタイプのチャイティーです。紅茶の風味がわりとしっかりとしているので、マイルドなものよりも、少し主張する味を好む方に向いているかもしれません。
そして、なんといってもパッケージがとてもかわいいのも魅力のひとつです。オリエンタルなかわいいパッケージで、置いておくだけで楽しめるチャイティーになっています。
TWININGS(トワイニング)チャイティー
トワイニングのチャイティーは、スパイスがマイルドに効いていて、紅茶も苦みがなく柔らかな風味をしています。
シナモンは強すぎず、カルダモンなどの爽やかな後味を感じられます。あまりスパイスが効きすぎない、優しいチャイを探しているときにぴったりでした。
organic india トゥルシー マサラチャイ
インドの伝統的なハーブであるトゥルシー(ホーリーバジル)に、アッサムティーと豊富なスパイスがブレンドされた一品です。organic indiaのハーブティーはどれもおいしくて大好きなので、このマサラチャイもお気に入りの一つです。
カルダモンやジンジャー、シナモンなどがバランス良く配合されており、トゥルシーとスパイスという身体にいいものをおいしく楽しむことができます。アジアの本格的なハーブを取り入れてみたい気分のときに、ぜひ試してみてくださいね。
夜も安心して飲める「デカフェ」のチャイ
夜遅い時間だけどチャイが飲みたい、カフェインは控えたいというときの強い味方になるのがデカフェのチャイです。お休み前のリラックスタイムでも、時間を気にせずスパイシーな香りを楽しめます。
STASH(スタッシュ)カフェインレスチャイスパイス
チャイをカフェインレスで楽しめるのが魅力のスタッシュ。他のメーカーだとルイボスがベースになっていることも多いのですが、こちらはちゃんと紅茶のデカフェです。
デカフェのためか少し薄めに感じるかもしれませんが、カフェインレスだと思えば十分な美味しさを味わえます。他の多くの商品と同様、NONGMO(遺伝子組み換え作物ではない)のマークもついていて安心感がありますね。
チャイ気分を味わえる「スパイスティー」
『チャイ』ではあってもスパイスに特色があったり、『チャイ』という名前ではなくても、実際に配合されているスパイスがほぼ同じだったりとスパイスティーはさまざまです。独自のブレンドでチャイ気分をしっかりと味わえる、少しユニークなティーバッグをみていきます。
CELESTIAL(セレッシャル)ベンガルスパイス
ノンカフェインのチャイティーとして楽しむひとも多いハーブティーです。バニラとキャロブ(ココアの代用品にもなるスパイス)が入っているため、びっくりするほどお砂糖なしでも甘い香りが広がります。
スパイスの風味が特にしっかりしているので、飲んだときの満足感が高いのも嬉しいポイントです。紐が付いていないタイプのティーバッグなのですが、お湯に持つところがドボンと落ちてしまう心配がないのも、実は案外使いやすかったりします。
TWININGS(トワイニング)パンプキンスパイス
トワイニングのチャイティーと同様にスパイスは控えめで、飲んだ後にスッと清涼感を感じる風味です。
パッケージにもイラストが描かれているとおり、トワイニングのチャイのパンプキンバージョンです。ほのかに感じる程度かと思いきや、パンプキンの香りが一気に広がります。かぼちゃのおいしそうな香りに包まれるので、おやつタイムにぴったりでした。
ティーバッグで手軽に美味しいチャイの作り方
気になるティーバッグが手に入ったら、いよいよ実践編です。チャイのレシピと聞くと難しそうに感じがちですが、ティーバッグを使えば失敗しらずで簡単なのが魅力です。基本の手順に加えて、さらに風味をアップさせるおすすめのホールスパイス活用法もみていきます。
お家にあるものでOK!必要な材料と道具
チャイというと長い時間グツグツ煮出すイメージがあって、少しハードルが高く感じてしまいがちです。でも、ティーバッグを使えば、普通の紅茶を淹れる感覚で手軽に作ることができます。ここでは、自宅にある道具で簡単にできるレシピをみていきます。
今回は、ちょっと健康的にしてみようと豆乳とラカントを使用していますが、もちろん普通の牛乳と砂糖で充分です。使うティーバッグのスパイス感や自分の好みに合わせて、牛乳の量を少し調整してみるのも楽しいかもしれません。
失敗しらずで簡単なティーバッグの基本手順
豆乳だけで抽出しようとすると時間がかかってしまうので、まずはお湯でしっかりとスパイスと紅茶の風味を引き出すのがポイントです。
- お湯を沸かしてカップに注ぎ、ティーバッグを入れて5分ほど蒸らす。
- 蒸らしている間に、別の器で豆乳を温めておく。(※膜が張ってしまっても、すくって取れば大丈夫です)
- しっかり抽出された紅茶のカップに、温めた豆乳を注ぎ入れる。
- 最後にラカントなどでお好みの甘さに整えれば完成!
ほぼ普通の紅茶を淹れるのと同じステップで、とても簡単です。ティーバッグのおかげでスパイスを一つひとつすりつぶして混ぜ合わせる手間もなく、また長時間に出す必要がありません。

ティーバッグ以外は簡単に買えるものばかりなので、忙しい朝やリラックスタイムにもぴったりです。
もっと美味しくなるおすすめのちょい足しアレンジ
ティーバッグのチャイは、そのままでももちろん美味しいチャイを作ることができます。そのうえで、もしちょっと違う味も楽しみたいなと思ったら、気軽なカンタンアレンジがおすすめです。
ティーバッグのチャイももちろん美味しいのですが、「もう少し本格的なスパイス感を楽しみたい!」というときにおすすめなのが、『グリーンカルダモン』のちょい足しです。
グリーンカルダモンは上品で爽やかな香りが特徴です。グリーンカルダモンもパウダーが売られているので、ちょっと入れるだけでチャイの雰囲気が変わります。現地ではマサラチャイと同じように、『カルダモンチャイ』というメニューがあるくらいメジャーな飲み方です。
もし少し時間に余裕があれば、ホールスパイスのグリーンカルダモンを使うとさらにおいしくなります。実のまま売られているのですが、中の黒い種が見える状態にしてから水の中に入れてお湯を作るとグリーンカルダモンの風味をプラスしたお湯が完成します。
ホールスパイスというと扱いが難しいイメージがありますが、指で簡単に殻を割ることができます。こちらの動画がとても分かりやすかったです。

グリーンカルダモンのチャイが大好きなので、ぜひ試してみてほしいです!
また、ヘルシーに飲みたい時はラカントが向いているのですが、しっかりとしたコクと甘みを感じたい時は『はちみつ』など違った甘味料に変えてみるとまた違ったチャイを楽しめます。はちみつは種類によってかなり味が異なるのですが、個人的にはコクと甘み重視なら栗のはちみつがおすすめです。
また、はちみつと同じように、同じ砂糖でも種類を変えると風味に差が出ます。砂糖の種類でおすすめなのは『黒糖』です!もともと自分が好きなのもありますが、黒糖ならではのコクが、チャイのスパイスと相性抜群でとても美味しくなりました。気分に合わせて、自分好みのカスタマイズを見つけてみてくださいね。
まとめ
- Qたくさん種類があるチャイのティーバッグはどう選べばいいの?
- A
飲む時間帯や好みのスパイス感に合わせて選ぶのがおすすめ
王道の本格派から夜も安心なデカフェや甘い香りのスパイスティーまでバリエーションはさまざま。その日の気分や好みに合わせて選べるのがチャイの魅力の一つです。
- Qティーバッグを使って自宅で美味しくチャイを作るコツはある?
- A
少量のお湯でしっかりスパイスの風味を引き出してからミルクを注ぐ
最初にお湯で5分ほど蒸らすことで、スパイスと紅茶の香りがしっかり抽出されるようにするのがコツです。そのあとに温めた豆乳や牛乳を合わせるだけで、手軽にスパイスの風味あるチャイを楽しめます。
- Qいつものチャイをもっと自分好みにアレンジして楽しみたい
- A
スパイスのちょい足しや甘味料を変えてみるのがぴったり
さわやかな香りが好きな方は、グリーンカルダモンを足すと爽やかなチャイが楽しめます。コクを出したい時は黒糖やはちみつなど、甘味料を変えてみるのもおすすめのアレンジです!
お店で飲むイメージが強いチャイですが、ティーバッグを使えばお家でも驚くほど簡単に美味しい一杯が作れてしまいます。まずは気になったティーバッグを手に入れて、ホッと一息つけるリラックスタイムに試してみてください。

色々なティーバッグやアレンジを試して、自分だけの特別な一杯を見つけてみてくださいね!


